MACDを使った分かりやすいテクニカル指標
以前の記事で、著者が実際にトレードで使用しているテクニカル指標の一つとして
「回帰トレンド」
について説明しました。
著者が「回帰トレンド」と一緒に使用している、もう一つのテクニカル指標が
「MACD」
です。
これも、FXをしている人にはなじみのあるテクニカル指標ですね。
MACDとは?
そのため、考え方は移動平均線と同じように「ゴールデンクロス」「デッドクロス」に
よってシグナルを見極めます。
テクニカル指標のなかでは、比較的精度が高いとも言われています。
MACDの指標の見方
このテクニカル指標は
シグナル
この3つを見ることでチャートを分析できます。
それぞれは下のチャートのとおりです。
MACDの売買シグナル
あとは、移動平均線と同じように、
MACDがシグナルを下から上に抜けると買いシグナル
MACDがシグナルを上から下に抜けると売りシグナル
となります。
MACDとシグナルが交差する際、ヒストグラムもマイナスからプラスへと転換しますので、ヒストグラムだけ見ていても分かり易いですね。
これを上の図にあてはめると
このようにシンプルにシグナルを考えます。
回帰トレンドとの組み合わせ
著者はこのMACDを回帰トレンドと組み合わせて使用しています。
そのため、ゴールデンクロスやデッドクロスの前の段階でヒストグラムが上げた(または下げた)状態から一段下げた(上げた)ところで、回帰トレンドの-1σから-2σあたりに位置している場合に注文を入れるようにしています。
上のチャート図のような感じですね。
取引時間の注意点
このように回帰トレンドとMACDを組み合わせてトレードしていますが、気を付けることは取引時間帯ですね。
午前からトレードした後、欧州市場の始まる16時前後でトレンドが変わることがあるため、16時を過ぎた後に一旦相場の値動きを様子見します。
そのあと、トレンドがそのまま続きそうであればトレードを続けるようにします。
ニューヨーク市場の始まる21時前後も同じように一旦様子を見ます。
トレードする時間帯も大切ですね。